不妊原因の半分を占める男性もブライダルチェックが必要

近年はライフスタイルの変化により、女性は晩婚化の傾向にあり、それとともに平均出産年齢も高くなってきています。

夫婦生活を始める前のマナー

先日、横浜のあるクリニックでブライダルチェックを受けた女性(出版社勤務)に話を聞いたところ、「35歳という年齢を考えると、なるべく早く子供がほしいので体に異常がないか知りたかった。仕事を最優先してきたけど、これからは自分の体をもっと大切にしないと…」ということでした。

幸い、彼女は妊娠や出産に影響が出るような病気は見つからず、健康そのものだったそうです。

しかし、女性がしっかりと検査を受けているのに対し、男性が結婚前に「俺もブライダルチェックを受けたよ」という話はほとんど聞きません。

大半の男性は「ブライダルチェック」という言葉に無関心だと思いますが、公表されている統計を見れば、不妊の原因の約40%は男性ということがわかります。

例えば、男性には精巣でつくられた精子が通過する「精巣上体(副睾丸)」 と呼ばれる器官がありますが、淋菌クラミジアによる尿道炎などの合併症として起こる精巣上体炎を放置していると、炎症で精子の通過する道が閉鎖されてしまい、無精子症となり不妊の原因となります。

この「40%」という数字は女性と同率にも関わらず、検査がおろそかにされているのは、大変残念なことです。これは「不妊の責任は全て女性にある」という昔からの迷信をいまだに多くの人が信じているということにほかなりません。

そして、結婚して数年経っても子供を授かることができず、奥さんから「私の体は問題ないみたいなんだけど…」と言われて初めて、「もしかして原因は俺のほうなの・・・!?」と慌てて医療機関を受診しているのが現実なのです。

もし、不妊の原因が男性だった場合、この数年のロスは数字以上に大きいものがあります。その理由は、男性不妊の場合、若い時と年齢が高くなってからでは、治療に要する時間と期待できる効果が大きく違うからです。

したがって、結婚前は男性もブライダルチェックを受けて、精巣などに異常を及ぼす病気がないかを調べてもらい、なんらかの異常があるならば早期に治療を開始することが大切です。

タレントとして活躍中のダイアモンド☆ユカイさんは40代を過ぎてから男性不妊が発見され、不妊治療を受けたことを告白なさっていますが、原因は無精子症でした。幸いにして治療が功を奏し、現在では3人のお子さんに恵まれましたが、不妊治療は肉体的、精神的、経済的に大きな負担だったそうです。

子供を授かるために男女共に検査を

このページをご覧頂いているのは、結婚を控えている女性の方がほとんどだと思います。是非ともパートナーの方に、あなたのため、そして将来生まれてくる赤ちゃんのためにも「ブライダルチェックを受けて欲しい」と話してみてください。

医療機関(泌尿器科・性病科)で検査を受けてもらうのが一番ですが、「仕事が忙しくて、検査を受ける時間がない」、「泌尿器科・性病科を診療科目としている医療機関が近くにない」などの場合は、自宅で行える「郵送検診」を活用してみるのもいいでしょう。

郵送検診なら、日中は仕事でお忙しい方でも、帰宅後の都合の良い時間に検査(尿・うがい液の採取など)を行えますし、医療機関と変わらない検査精度を実現していますので、信頼性も申し分ありません。

近年は、カップル7組のうち1組が不妊とされています。これから二人で幸せな家庭を作り上げていくためにも、一度、ブライダルチェックについてじっくり話し合ってみませんか?

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